Apex Legends(エーペックスレジェンズ)のゲーム中に『ラグい』『重い』といった状況での対処法をまとめています。
ゲームがに『ラグい』『重い』ときは、運営側・ユーザー側ともに何かしら原因があるはずなので、この記事でご紹介する原因を突き止めながら改善方法を試してみてください。
ちなみにこの記事ではCS機(PS4/PS5/Xbox)などでの『ラグい』『重い』ケースをまとめていますが、PC版APEXでも同じく試せる内容もあります。
この記事を読んで、もし当てはまる所があれば何もしていない状態よりラグい状態は改善される可能性が高いのでぜひ改善方法を試してみてください。
ゲームガジェットメディア「Frontier9」編集長。バトロワゲーム・FPSゲームが好きでAPEXの最高ランクはマスター。VALORANTはアセンダント。
ゲーム攻略・ゲームガジェットの記事を監修しています。
(運営サイト:Frontier9)
『APEXがラグい!』ときの考えられる原因について6選
『ラグい』というのはゲームプレイ中に画面や操作がカクついたり、動きが重たく感じるような現象です。ときにはゲームプレイ自体が止まってしまうこともあります。
基本的には自宅のネット回線が悪いのが原因だったりゲーム側のサーバーが悪いというイメージがありますが、その他にも原因がある可能性があるので見てみましょう。
まずは原因を一覧で挙げてみました。
上に挙げたような理由で、APEXだけでなく様々なオンラインゲームで重い状態でプレイせざる負えない状態が起こります。
APEXがラグい!を原因と改善方法について
『APEXがラグい』をを改善する方法として、手を付けやすい順番で解説していきます。ゲーム運営側の問題で改善できない問題もありますが、参考にしてみてください。
ゲームサーバー側の問題
ゲームサーバー側の問題はこちら側で対策する手がないので割り切るしかありません。急に異常に重く感じたり、あからさまにおかしいと感じる時はサーバー側に原因がある場合が多いです。
一緒にプレイしている人がいればその人の状況も確認できるのでわかりやすいですね。
もし一人でプレイしているのであればツイッター検索などでAPEXのサーバー状況を調べたりすることで分かる場合もあると思います。
「データセンター」を開くことでサーバーごとのPing値やパケットロスのパーセンテージを確認可能す。
もしここで実際に遊んでいるサーバーのPingやパケットロスの数値が以上に高い場合はサーバーがダウンしているかもしれません。
どのサーバーを使えばいいかわからないという方は、基本的にはPingの数値が低い東京サーバーから選べばOKです。
もし東京サーバーなどでラグすぎて全然プレイができないような時は海外サーバーの利用も行ってみてください。
台湾や香港・シンガポールなどはPingもそこまで高くない環境でプレイできます。Pingの数値が高ければ高いほど遅延を感じるので注意が必要です。(※50ms以下推奨)
DDos攻撃によるもの
2023年1月頃から深刻化しているがDDos攻撃によるサーバーがラグい・重くなる現象です。
DDoS攻撃とは、Webサイトなどのサーバーが処理できないほどの大量のアクセス要求を多数の端末から一斉に送りつけることで、サービス停止に追い込むサーバー攻撃を意味します。
NTT東日本
ハッカーや愉快犯によるもので、単なる嫌がらせや、自分のランク戦がうまく行かなかったときにサーバーをダウンさせゲームを終わりにする、など悪質です。
これもユーザー側ではどうしようもなく、開発会社のRspawn社に期待するしか有りません。Rspawn社様々対策を行っているようです。
時間帯が影響している場合(ネット回線の混雑)
APEXでもネット回線の混雑によるラグは発生します。
ネット回線の接続方式には大きく【IPv4】と【IPv6(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)】があります。もし現在使っている回線が【IPv4】という接続方式の場合、混雑する時間帯でのプレイはネット回線スピードが落ちる可能性があります。
とくに日本での回線が混雑する時間帯は、19時頃〜24時過ぎ辺りくらいです。
逆に【IPv6(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)】での接続方式であれば、混雑の影響が受けにくく、快適にプレイできる可能性があります。
改善方法としては【IPv4】から【IPv6(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)】へ変更すれば良いのですが、【IPv6(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)】に対応していないネット回線の場合は、回線契約ごと変更する必要があります。
プロバイダにもよりますが、変更の問い合わせをすることでできるので難しくはありません。
ネット回線を変える場合、IPv6の接続方式で混雑が少ないと言われているのは「NURO光」「auひかり」がおすすめです。
回線名 | IPv6利用料金 | 通信方式 | 平均速度 (下り) | 平均速度 (上り) | 月額料金 (戸建) | 月額料金 (集合住宅) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NURO光 | 無料 | IPv4/IPv6 デュアルスタック | 589.76Mbps | 541.91Mbps | 5,200円〜 | 2,090円〜 | 公式サイト |
auひかり | 無料 | IPv4/IPv6 デュアルスタック | 496.6Mbps | 477.99Mbps | 5,600円〜 | 4,730円〜 | 公式サイト |
これらは対応地域などがあり、誰でも利用できる回線というわけではないので詳細は公式ページなどで確認してみてください。
無線LANで接続している
無線LANで接続していると重い・ラグいを感じることが多くなります。
ミリ秒を争う対戦型のオンラインゲームをする場合はできるだけ有線接続にしましょう。有線にすると接続状況が安定するだけでなく接続速度も早くなります。
ちなみにLANケーブルは「CAT5」「 CAT5e 」「 CAT6」 「 CAT6A」「 CAT7 」「 CAT8」というように数値が高くなるほど高性能になります。
表記 | 最大通信速度 | 伝送帯域 | |
---|---|---|---|
カテゴリ 5 | CAT.5 | 100M bps | 100 MHz |
カテゴリ 5e | CAT.5e | 1G bps | 100 MHz |
カテゴリ 6 | CAT.6 | 1G bps | 250 MHz |
カテゴリ 6A | CAT.6A | 10G bps | 500 MHz |
カテゴリ 7 | CAT.7 | 10G bps | 600 MHz |
カテゴリ 7A | CAT.7A | 10G bps | 1000 MHz |
カテゴリ 8 | CAT.8 | 40G bps | 2000 MHz |
もし新しく購入したりする場合は、CAT5eやCAT6以上で選ぶのが良いと思います。
かといってCAT7などは性能を持て余してしまうこともあるので、ご自身のネット回線の最高速度と合うものを選んでみてください。
ルーターの劣化
長く使用し続けているルーターは劣化している可能性があり、ネット回線への影響をもたらす場合があります。
それに古いものだと【IPv6】への対応がされていないものもあるので、プロバイダがIPv6で接続可能であってもルーター側のせいで良いネット回線速度をしっかり出せないこともあります。
新しく新調する場合はそのあたりも注目して選んでみてください。
自分はスペック的にも丁度いい「TP-Link Archer AX73」というルーターを現在使用しています。
戸建てなどで階数や部屋数が多い方はメッシュWiFiもおすすめです。
ルーターの寿命は約5年とも言われているので、しばらく変えた記憶がないという方は見直してみることがおすすめです。
APEXがラグい!原因がネット回線の影響ならIPv6対応のネット回線へ変更する
ネット回線も年々速度が上がったり機能がアップされているところも多いのですので、「数年前に契約したまま同じプラン」という方は一度切り替えを検討してみるのも良いかと思います。
回線によっては「初期費用無料」や「○ヶ月無料」などキャンペーンがありますので、一度チェックしてみましょう。
戸建てならNURO光、マンションタイプならauひかりがおすすめです。
回線名 | IPv6利用料金 | 通信方式 | 平均速度 (下り) | 平均速度 (上り) | 月額料金 (戸建) | 月額料金 (集合住宅) | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NURO光 | 無料 | IPv4/IPv6 デュアルスタック | 589.76Mbps | 541.91Mbps | 5,200円〜 | 2,090円〜 | 公式サイト |
auひかり | 無料 | IPv4/IPv6 デュアルスタック | 496.6Mbps | 477.99Mbps | 5,600円〜 | 4,730円〜 | 公式サイト |
ドコモ光 | 無料 | IPv4 over IPv6 | 276.09Mbps | 248.73Mbps | 5,500円〜 | 4,180円〜 | 公式サイト |
So-net光 | 無料 | IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 | 269.38Mbps | 275.03Mbps | 6,138円〜 | 4,928円〜 | 公式サイト |
BIGLOBE光 | 無料 | IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 | 264.65Mbps | 235.87Mbps | 4,980円〜 | 3,980円〜 | 公式サイト |
GMOとくとく BB光 | 無料 | IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 | 260.27Mbps | 282.8Mbps | 4,900円〜 | 3,900円 | 公式サイト |
ソフトバンク光 | ユニット レンタル料金 513円/月 | IPv6 高速ハイブリッド IPv6 IPoE + IPv4 | 319.58Mbps | 271.84Mbps | 5,170円〜 | 4,180円〜 | 公式サイト |
- 2023年6月調査
- 平均速度は「みんなのネット回線速度」参考
- IPv4とIPv6合わせた平均です。
通信方式:IPv4/IPv6デュアルスタックとは?
参考:JPNIC
「IPv4/IPv6デュアルスタック」(以下、デュアルスタック)とは、 単一機器にIPv4とIPv6という仕様の異なるプロトコルスタックを共存させる仕組みです。 この仕組みを利用することで、状況に応じてIPv4またはIPv6の利用を選択できるようになります。
プロゲーマーや高速通信を求めている方はこの2つを選んでいる傾向があります。
また、携帯キャリアなどに合わせて選ぶのもおすすめです。かかる料金の割引だったりキャシュバック等もあるのでそちらも照らし合わせてみてください。
「NURO光」や「auひかり」以外はそこまで大きな差がないと思っています。
まとめ:APEXがラグい!原因と改善方法について
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)でのラグい・重い現象にについてまとめました。
ゲーム運営側の問題とユーザーの回線の問題があります。ゲーム運営側の問題は…開発会社に期待するしか有りませんが、回線の問題についてはできる対策については行ってみてはいかがでしょうか。
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