どのFPSタイトルでも一番悩む設定がマウス感度です。
初心者だけではなく上級者でも調子が悪いと感度を変えてしまいがちですが、一般的には感度は固定の方が安定して強くなることができると言われています。
VALORANT(ヴァロラント)での感度を決めるために「何をしたらいいのか分からない」「プロの感度が知りたい」などさまざまな疑問があると思います。
この記事では、VALORANT(ヴァロラント)での感度の決め方や調整方法、プロゲーマーの感度を紹介していきます。
自分に合った感度を見つけ出し、快適なVALORANT(ヴァロラント)ライフを送りましょう。
VALORANT(ヴァロラント)の感度計算方法
まず感度とは、DPI×感度=eDPIという方式で感度が決まります。
DPI | マウスの速度 |
感度 | ゲーム内の速度 |
eDPI | DPI×感度 |
このeDPIが一緒であれば感度やDPIが違っても同じ感度です。この計算をするのが嫌だという人には、振り向き計算ツールというサイトで感度を計算することができます。
DPIと感度。スコープ倍率感度の数値を変更すると下の数値が変わります。
振り向きの長さを調節しながら快適な感度を探しましょう。
VALORANT(ヴァロラント)の感度の決め方
ここからはおすすめの感度の合わせ方を以下3点から解説していきます。
それでは見ていきましょう。
VALORANT(ヴァロラント)プロの真似をする
どのFPSタイトルでも一番おすすめの感度の決め方は「プロゲーマーの感度を参考にする」です。
もちろんプロの設定が自分に合わないこともあります。何パターンか設定を真似してみて一番やり易い設定を自分好みにカスタマイズすると簡単に感度を決めることができます。
プロの設定を真似する時は、ゲーム内感度だけではなくDPIも確認しましょう。前の項目でも解説しましたが、DPIが違うと全く違うeDPIになってしまうので真似できません。
感度を決める際は使うキャラクターで選手を絞り設定を真似するのがおすすめです。
Apex Legendsと同じ感度にする
リリースから5周年を迎えたApex Legendsをプレイしている人は多いでしょう。Apex Legendsを遊んでいるけどVALORANTもプレイしたいと感じている方も多いと思います。
Sens Zerda.jpでは、Apex Legendsでプレイしていた感度を入力するとその感度にあったVALORANTの感度を計算してくれます。
使い方は簡単で、ApexLegendsの欄にゲーム内感度とDPIを入力するだけです。
ApexからVALORANTへ移行を考えている方は利用することをおすすめします。
TenZ式の感度の合わせ方
海外の有名プロゲーミングチームSentinels(センチネルズ)に所属しているTenZという選手が実際に感度調節に使っている方法があります。
実際のやり方がPSA Calculatorというサイトを使うことで可能です。
使い方
プロの平均eDPIは0.35です。
この方法はVALORANT界では有名なやり方で、実際に日本のプロでも参考にしてプレイしている人もいます。自分に合った感度を見つけましょう。
VALORANT(ヴァロラント)プロゲーマー感度紹介
ここからは、プロゲーマーの感度を紹介していきます。国内選手から海外の有名プロゲーマーをピックアップしています。
- ローセンシ選手
- ミドルセンシ選手
- ハイセンシ選手
それでは見ていきましょう。
VALORANT(ヴァロラント)感度ローセンシのプロ選手
ローセンシとは、振り向きが25cm〜30cmを指します。最近行われたVALORANT(ヴァロラント)世界大会で優勝したFNATICのChronicle選手と日本代表のZeta DivisionのSugarZ3ro(シュガーゼロ)選手の感度を紹介します。
それでは見ていきましょう。
Chronicle選手(FNATIC)
DPI | 800 |
ゲーム内感度 | 0.25 |
eDPI | 200 |
ズーム感度 | 0.95 |
振り向き | 32.66cm |
Hz | 1000 |
Windows感度 | 6 |
こちらがFNATICのChronicle選手の設定です。
先ほど紹介した振り向きよりも2cm多くスーパーローセンシの選手です。大会などを見ていてもスーパープレイを安定して出している選手なので、ローセンシでプレイを考えている人は参考にしてみるといいかもしれません。
SugarZ3ro選手(ZETA DIVISON)
DPI | 800 |
ゲーム内感度 | 0.27 |
eDPI | 216 |
ズーム感度 | 0.95 |
振り向き | 30.24cm |
Hz | 1000 |
Windows感度 | 6 |
こちらはZetaのSugarZ3ro選手の設定です。
振り向きが約30cmのローセンシで、国内や海外でもコントローラーの使い手として注目されている選手です。スキルの使い方が上手く、安定したエイムで敵を倒して行くシーンが多くクラッチプレイに期待が集まる選手になります。
VALORANT(ヴァロラント)感度ミドルセンシの選手
ここからはミドルセンシの紹介です。
ミドルセンシとは、振り向きが15cm〜25cmの設定を指します。ここでは、Loudのデュエリストのaspas選手とZetaDivisionのイニシエーターのLaz選手を紹介します。
それでは見ていきましょう。
aspas選手(LOUD)
DPI | 800 |
ゲーム内感度 | 0.4 |
eDPI | 320 |
ズーム感度 | 1 |
振り向き | 20.24cm |
Hz | 1000 |
Windows感度 | 6 |
こちらはLOUDのaspas選手の感度になります。
aspas選手といえばジェットのブレードストームやオペレーター、エントリーで敵をなぎ倒していくプレイが特徴のプレイヤ―です。敵に圧倒的なエイムを見せつけエリアを広げていく姿から目が離せません。
ミドルセンシでプレイを考えている方は参考にしてください。
Laz選手(ZETA DIVISON)
DPI | 800 |
ゲーム内感度 | 0.355 |
eDPI | 284 |
ズーム感度 | 0.8 |
振り向き | 24cm |
Hz | 1000 |
Windows感度 | 6 |
こちらは日本代表のリーダーのLaz選手の設定です。
Laz選手は世界大会でも安定したエイムを見せつけ、IGLでチームを引っ張る大ベテランの選手です。置きエイムやフリック精度が高く、何度もチームを救っている選手です。
特に、サイファーやソーヴァなどのスキルを独自の使い方や定点で使っていることが多いため、とても参考になる選手です。
VALORANT(ヴァロラント)感度ハイセンシのプロ選手
ここからはハイセンシでプレイしている選手の紹介です。
相手の意表を突くような動きが得意なジェット使いのPaperRex f0sakeNと国内から海外チームに移籍したPaperRex something選手を紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
f0rsakeN選手(PaperRex)
DPI | 800 |
ゲーム内感度 | 0.712 |
eDPI | 569.6 |
ズーム感度 | 1 |
振り向き | 11.47cm |
Hz | 1000 |
Windows感度 | 6 |
こちらがPaperRexのf0rsaken選手の設定です。
f0rsaken選手はハイセンシですが、安定したエイムを見せつけ数々のスーパープレイを繰り出しています。チーム内で主軸となり作戦を練りながらも強いフィジカルで相手をなぎ倒して行きます。
過去にはジェットを使っていた経験があり、今では味方のデュエリストに完璧なサポートを合わせて戦っている選手です。
something(PaperRex)
DPI | 800 |
ゲーム内感度 | 0.7 |
eDPI | 560 |
ズーム感度 | 1 |
振り向き | 11.47cm |
Hz | 1000 |
Windows感度 | 6 |
元戦国ゲーミングからPaperRexに移籍したsomething選手。
ジェットの使い手として注目を集めており、視点移動がtheハイセンシの選手で敵を倒していく姿がかっこよく大人気の選手です。ハイセンシで敵を倒して行く姿が多くみられたことでチートを疑われ、公式から検証を受けたこともある選手です。
ハイセンシでプレイしたい人は設定を参考にしてみましょう。
まとめ:VALORANT(ヴァロラント)の感度について
ここまで、VALORANTの感度について解説してきました。
プロゲーマーの中でも設定はさまざまでこれが一番強いといった設定はありません。ただ、一般的にはローセンシがミドルセンシが安定して強くなれると言われています。
皆さんもプロの設定を参考にし自分にあった設定を見つけてVALORANTを楽しくプレイしよう。
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