今回Riot Games社が提供する今話題のFPSゲームVALORANTに登場するエージェントたちの役職(ロール)の中で4つある内の一つ”コントローラー”について紹介&解説していきます。
【VALORANT】コントローラーとほかのエージェントとの役割の違い
長時間敵の射線を切る煙幕を持つ
コントローラーは長い時間エリアを分断することのできる煙幕、”スモーク”と”カーテン”をもっています。
このスモークとカーテンは敵の射線を切るのにとても有効です。
そのため射線管理が大事なVALORANTにおいてコントローラーはチームには必ず一人は欲しい重要な役割となっています。
【VALORANT】同じコントローラーでもできることが違う
スモークをもつエージェント
ブリムストーン、オーメン、ヴァイパー、アストラの4人が当てはまります。
円球の形をしたスモークは形を変えることなく、基本的自由に配置することができます。
このスモークはカーテンと違い、記述した通り自由度が高いため、様々な場所にその時の状況合わせ柔軟に焚けるのが強みとなっています。
カーテンをもつエージェント
ヴァイパー、ハーバー、アストラの3人が当てはまります。
カーテンは線状で、長距離を分断する事ができます。
そのため広いマップや、複数の射線を同時に消したいとき、エリアを分断したいときに便利です。
時間稼ぎをすることができるエージェント
ブリムストーン、ヴァイパー、アストラの3人に当てはまります。
この3人は敵を足止めできるアビリティを持っていて、防衛する能力が高いです。
ブリムストーンとヴァイパーのような”モロトフ”と呼ばれる効果範囲に数秒間、踏むとダメージを発生させる投擲物を投げ、敵の侵入を妨げたり、アストラは”グラビティウェル”で効果範囲内にいる敵を中心に吸い込ませ、物理的に進行を止めることができます。
【VALORANT】コントローラーの仕事:アタッカー編
進行する際に生じる射線の遮断
例えばサイトが2つの通路からつながっているサイトに攻め入る際、サイト中の射線、2つの通路からの射線があり、怖いです。
そんなときスモークで通路の射線を消してあげるとサイト中だけに集中できます。
スモークがあるか・ないかで勝率はかなり変わります。
自身がコントローラーを使うときは必ず通路にスモークを焚いてあげましょう。
エリアを分断して安全な射線を作り進行する
マップによっては「ここを進みたいけど開けている場所だから進むのが難しい」といった場所が存在します。
そういう時にスモークやカーテンを使うと安全に進むことができます。
チームを安全にリスクなく攻めさせてあげるための大事な仕事です。
サイトに攻める際にアビリティでチームメイトの補助
モロトフで角やサイトの中にダメージを与えキルをしやすくしたり、オーメンのパラノイアや、アストラのノヴァパルスで敵にデバフを与え、撃ち合いを有利にしたり、持っているアビリティを使ってチームメイトをアシストしてあげましょう。
敵の射線を遮断し、敵に情報をとられないようにする
敵が射線を通して情報をとっているところにスモークを焚くと敵は自身の目で見ていたところをスモークで隠されてしまうためこちらの進行状況を不透明にすることができます。
そうすることで敵の寄りを遅れさせたり、敵にアビリティを使わせたり、情報をとるため無理矢理射線を通しに来る敵を待ってキルを狙ったりと、こちらに様々なアドバンテージができるので機会があれば積極的にやってみましょう。
【VALORANT】コントローラーの仕事:ディフェンダー編
敵の侵入口に煙幕を焚いて後続の射線を切る
敵がサイトに入ってくる・入ってきた時にはその侵入口にスモークを焚きましょう。
もし前者で入ってくる前だと自分たちはスモークを抜けてくる敵を見るだけですが、敵はスモークを抜けた先にどこにいるかわからない敵を探すところから始まり、そこから撃ち合うことになるので有利に撃ち合うことができます。
もし後者で入ってきた場合、少しでも先に、サイトに入ってきた敵と後から入ってくるであろう後続の敵と射線を分断する事ができるため、その間は敵のカバーなく撃ち合えるということになります。
侵入口にスモークを焚くのはこちらにとってメリットしかないので積極的に使いましょう。
アビリティでの遅延・カウンター
前記でも解説したようにコントローラーには足止めや、遅延をすることのできるアビリティを持っているためディフェンダーサイドでは厄介な存在になれます。
モロトフ以外にもオーメンの”パラノイア”のようなスキルも敵の進行を妨げることができます。
敵の進行具合や、タイミングを考えて適切なタイミングで使いましょう。
サイト中にスモークを焚いてチームメイトが寄るまで耐える
もし敵がサイトの中に入ってきて、1人で抑えるのが難しい・耐えるのが難しいというときには”耐えモク”と呼ばれるサイトの中にスモークを焚きましょう。
サイトの中にスモークを焚くと安全なスペースを作り出せ、サイトの中で立ち回りやすくなり、耐えることができ、敵がスモークを抜けて来るのであれば有利に撃ち合えたりとメリットが多いです。
一方、敵はクリアリングする箇所が増え、時間を稼がれたり、放置しておけばサイトの中の取れているエリアが狭いため、リテイクされたときに撃ち合うにはきついポジションで勝負しなければいけなかったりと、デメリットが多いです。
耐えモクを焚いてチームを勝利に導きましょう。
プレッシャーを与える
守る時に前目にスモークを焚くことで敵にプレッシャーを与えることができます。
実際に詰めてもいいですし、たとえこちらがスモーク越しに守っていなかったとしても敵はスモークの向こうの情報はなく「詰めてきているかもしれない」という選択肢を与えることでスキルを使わせたり、敵の進行を遅らせることができます。
ただしやりすぎると対策されたり、ただスモークを使ってしまっただけになるので注意が必要です。
スパイク解除をしやすくするためのスモーク
スパイク解除をしやすくするのにスモークは役に立ちます。
スパイクの真上にスモークを焚いて身を隠しながらスパイク解除を行うことで解除が成功する確率を上がります。
もしリテイクする際、スモークが1つ余っている・復活したというときはスパイクの上にスモークを焚きましょう。
【VALORANT】コントローラーの弱点
直接撃ち合いを有利にするアビリティが少ない
コントローラーにはオーメンの”パラノイア”以外に直接的に撃ち合いを有利にするアビリティがないです。
アストラの”ノヴァパル”スのように敵にスタン状態を与えるアビリティはありますが発動するまで時間がかかり、
自分から勝負を仕掛ける際には不向きで、どうしても受け身になりがちです。
スモークを適切ではないところに焚くと利敵になる恐れがある
スモークは主にカバーの射線を消すために用いられます。
そのため適切ではないところに焚いてしまうと逆に敵に利用され、自分たちがカバーできないように撃ち合われたりしてしまいます。
序盤に倒されてしまうとチームが攻めづらく・守りづらくなる
スモークというVALORANTにおいて重要なアビリティを保有している以上コントローラーはラウンド序盤で倒されてしまうと、そのラウンドはスモーク無しで戦わないといけないため、かなり不利になってしまいます。
コントローラーを使う際は慎重に動きましょう。
【VALORANT】コントローラーどういう人が使うのがおすすめ?
マップを全体をよく見ることができるプレイヤー
コントローラーを最大限に活かすにはチームメイトの位置や得た情報を元に適した位置にスモークを焚く事が重要なため、マップをよく見ることのできるプレイヤーが求められます。
臨機応変に柔軟に敵の対応ができるプレイヤー
VALORANTは同じシチュエーションになることがとても少ないゲームで、スモークは試合を動かすと言っても過言ではないくらい影響力の高いアビリティです。
そんな時に適切なスモークを焚ける・焚けないで勝敗が変わるので柔軟さが求められます。
状況を整理することができるプレイヤー
自分のいる場所以外にもスモークは必要です。
そんな時に適切なスモークを出してあげるためにチームメイトが置かれている状況を理解する必要があります。
まとめ:VALORANTコントローラーについて
コントローラーはスモーク1つで戦局が変わるほど大変なロールではありますが、攻めでも守りでも重要な役割を持つ、チームに1人はいなくてはならない存在です。
窮屈なロールですが上手く使いこなした時やチームに貢献できた時とてもやりがいを感じれるロールです。
常に自分たちの状況を頭の中で整理し、自分たちが有利になるよう工夫をして戦いましょう。
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