プレイ時間約45時間ほどで難易度ノーマルを全クリしたので
世間の評価が厳しい北斗が如くのストーリー、シナリオなどについて
自分なりの感想を書いていこうと思います。
管理人はもちろん原作北斗も大好きなんですが、結構レビューが荒れている理由も
「分かると言えば分かる」
というのが正直な感想です。
龍が如くシリーズと言えば、人間関係とそのサブストーリーに光るものがあり、それが楽しいと感じるからこそ先をプレイしたくなるんですが、振り返ってみると北斗が如くではシナリオだけをプレイしたら多分12時間かそこらで全部クリア出来てしまうだろうという感じです。
どうしてこうなった?な部分
原作の名脇役が居ない、もしくは扱いが雑
北斗の拳と言えば、強敵と書いて「とも」と呼ぶ沢山の男たちを倒したケンシロウが
ラオウとの宿命の戦いを結ぶまでがまず第一部です。
その過程において、北斗が如くでも登場するサウザーやシンなどの強敵達は色々な意味で印象強く残ります。
そして、それらの戦いの中には必ず名脇役キャラクターが居たりする訳ですが
北斗が如くではシナリオ上の問題なのか、ストーリーの長さの問題なのか、そういった強敵が無理やり差し込まれている事が多く
いわゆる名脇役達もほとんどが未登場のまま終わってしまいます。
もちろん、オリジナルストーリーだからと言われればそう納得するしかありませんが、
あまりにも扱いが酷いパターンもあったりして…
「あれ?終わり?」
といった感じになることもしばしばありました。
ぶっちゃけ
原作キャラクターとして1番光ったのは最も序盤のうちに戦うデビルリバースだったかもしれませんw
オリジナルキャラクターがその役割を担えていればそこまでシナリオに対して不満は残らなかったと思いますが、正直、オリジナルキャラクターにそこまでの魅力はなかったです。
原作の名場面がないので北斗ファンからの反感は大きい
北斗が如くはオリジナルの作品ではありますが、あくまでもコラボレーション作品だと管理人は思っています。
タイトルロゴがクロスしているように龍が如くチームの開発力と、原作北斗の魅力が混じっていればもっと良かったのかも知れませんが、北斗の素材を使ったIFストーリーになってしまっている感じが否めません。
ある意味ネタバレになりますが、、、
個人的にどうしても原作から入れなかった意味が分からなかった部分をピックアップすると、
- トキとラオウが会うことすらない
- 無想転生が出来ない
- シュウやジュウザが居ない
この辺りでしょうか?
特にシュウはサウザー編での最も重要なキャラクターですし、何気に幼い頃のケンシロウの命の恩人でもあるはずが未登場でビックリしましたね。。
あとはユリアがメイン=ラオウ編が基礎になっているのにジュウザも出てきません。
全体的に南斗一派は不遇です。
もちろん全てのエピソードを入れ、キャラクターをそのまま登場させたのでは意味がないと思いますが
それら補完するシナリオには少なくともなってません。
章で言えばシナリオ第六章くらいが色んなサブ要素が増えてゲームとしてやることは増えますが
シナリオを追うだけでプレイするとあっという間に終わります。
戦闘は割と面白い
戦闘が難しいとレビューしている人も割と見掛けましたが、正直、北斗が如くで難しいと言い出したら
他のゲーム全部無理ですw
これに関しては同意出来ませんねw
そりゃ序盤から爽快感のある戦いは出来ませんが、ある程度ケンシロウの能力を上げれば普通に北斗神拳らしく戦えますし、スーパーアーマー持ち相手や厄介な雑魚拳士の対処も理解出来るようになり反応できます。
全編通してですが、管理人がゲームオーバーになった場面は囚人闘技の即死電撃デスマッチとデビルリバース1回のみです。
ボス戦含めて他に苦労したポイントはほとんどありません。
本気のトキもレベル40ちょっとのケンシロウで倒したので
ことタイマンの戦闘に関しては難しさは感じませんでしたね。
難しいと感じている人は珠による育てるルートに問題がある可能性が考えられるかな?
基本的に優先度は技>体>>>心なので。。
賞金首ハンターはクソゲー
サイドミッションにも含まれている賞金首ハンターのミッションですが、
これだけはマジでクソゲーだと思いましたね。。
同じ場所に同じ体格の賞金首がレベルだけ上がった出現する仕様なので、何一つ面白みがありませんでした。
あまりにも作業過ぎて最後放置してしまったので^^;
ただ、サイドミッションとして遊ぶ賞金首ハンターに関しては、北斗が如くの中では頑張った方のシナリオだったのではないかと思いますw
バギーが面白くない
荒野を走れるバギーがあり、割と広いマップがあるにも関わらず
荒野での主な出来事はカサンドラと集落でのちょっとしたイベントのみだったのも
正直残念なポイントでした。
サイドミッションをもっと荒野方面に増やしておけば探索する楽しさなんかもありましたが
シナリオ以外で荒野でやったことは超面倒な修理素材集めと高レベルの雑魚狩りのみ。。
宝探しも要素としては面白くなかったですね。
ストーリー評価などまとめ
ドラゴンエンジンの開発前から既に開発が始まっていたということで
シームレスな環境ではプレイ出来ませんでしたが、PS4proではロード時間などはあまり気になりませんでした。
ただ、シナリオのボリュームはかなり薄く、ストーリーを楽しみたい人にとってはかなり面白みのない北斗の拳になってしまっていると思いますね。
部分部分を切り取ると面白いポイントもいくつかはありましたが、肝心のメインシナリオが今ひとつでした。
見参や維新に比べると、完成度も低めだと思います。
むしろ、見参と維新が面白すぎたのかもしれんけどw
管理人はもう満足してパッケージ売ったので、今後の攻略更新はありませんw
ビックリしたのは、某中古屋に行ったら在庫0の状態で店員に
「在庫の関係で3000円」と言われたことですねw
その後いつものゲオで行きましたw
おわり(・∀・)
コメント
コメント一覧 (1件)
クソ記事やな