この記事ではDETROIT BECOME HUMANの主人公であるカーラについての考察などを自分なりにまとめています。
一応、ここまでにカーラ、コナー、マーカスを含めて大まかなシナリオの攻略ポイントやルートなどは書いてみましたが、ハッキリ言ってこのゲームに必要なものはそんな情報でもないかなーと個人的には思ったからです。
◯◯をすると◯◯が発生。
そんなプレイすれば分かるものを文章にしたくない。
ゲーム内容を文章化するだけのしょうもない記事はこのゲームに関してはできる限り書きたくないんです。
それほどまでに”重かった”ゲームでした。
もちろん、ゲーム性として分岐点を探して繰り返しプレイするという楽しみもあるんですけど、それをやってもこのゲームには隠されたBACKBONEが色々と複雑に絡んでますし、トロコンしても解決しない=自己満でも考察でしか納得の出来ない繋がりなんかも多いです。
カーラの謎「変異体のまま出荷された後…」
カーラ誕生のショートムービーでは、パーツを組まれた状態で感情を持ってしまい、いきなり破棄されそうになる描写と、誰かの声、そして廃棄処分を免れて出荷されていくカーラの姿を確認出来ます。
カーラの型番はAX400。作中で解明されないrA9のAを含んでいます。
「で、最初の疑問はこの廃棄処分を辞めて出荷した男が一体誰だったのか?」
というポイントです。
個人的に怪しいというか、思うのはカムスキーなのかなーと思います。
ゲーム中では既にサイバーライフを退社していますが、カムスキーはコナーの去り際にも意味深なセリフを言います。
そして、コナーがクロエを撃たなかった時の反応はアンドロイドが意思を持つことを予め知っているかのような素振りも見せています。
これらのことからカーラが最初に変異体となったのにそのまま出荷を進めたのはカムスキーなのではないかと言う予測にたどり着きます。
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アリスの正体と変異の時期
カーラの生きる意味となるアリスは当初人間の娘のように描かれますが、ルートによってはカーラとアリスを”購入”した本人であるトッド自身が、居なくなった娘の代わりにアリスを娘として側においていた事も分かります。
しかし、アリスにはアンドロイド特有の額の右側につけられた装置が最初からありません。
カーラやマーカスは途中でこの装置を自分で外しますが、アリスが自分自身で外したとは考えにくいです。
また、必要な部品を自分の意思で外すという段階で、アンドロイドとしては既に変異体であると定義すると、アリスはトッドによって強制的に装置を外されて変異体になったという可能性があります。
しかし、元々変異体であった可能性の高いカーラと、変異体であるアリスが会えば、アリスが変異体であることはすぐに分かりそうな気もします。
作中ではハッキリとアリスがアンドロイドであることに気づく描写が入るのは終盤ですが、トッドの屋敷にある本には理想の子供アンドロイドのカタログが置かれています。
カーラが正常に動作していた理由
前述の通り、カーラが最初に変異体となったのはショートムービーでは確認出来ますが、最初から変異体であればサイバーライフにすぐに何かしら対策をうたれる可能性が高いはずです。
そう考えると、最初の変異体であったカーラと、今作の主人公となったカーラは同一モデルではあるものの、違う素体である可能性が高いような気がします。
そして、本作のカーラはアリスという変異体に関わったことによって変異体に目覚めたと考える方が時系列としては自然です。
ただ、こう考えると最初のカーラは一体どこへ行ったのか?という疑問も残ります。
ゲーム内では既に変異体による事件が発生していたことから、変異体としてどこかで処分されたのか、それともどこかでまだ可動しているのか、この辺りに関してはヒントが少なすぎて正直整理が付いていません。
結論として、主人公として動かしたカーラに関してはおそらくアリスの影響下において変異体になったというものです。
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