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Valheim(ヴァルヘイム)口コミ・レビュー:自由に探索可能なオープンワールドサバイバルを50時間プレイした感想

Valheim(ヴァルヘイム)
1.0
5段階のうち星1.0(33件レビュー)
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残念100%
スクロールできます
タイトルValheim(ヴァルヘイム)
ジャンルオープンワールド,サバイバルクラフト
機種Windows
開発会社 Iron Gate AB/ Coffee Stain Publishing
発売日 2021年2月2日

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Valheim(ヴァルヘイム) ゲーム口コミ・ユーザーレビュー

1.0
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Valheim(ヴァルヘイム) ゲーム口コミ・ユーザーレビュー

Valheim(ヴァルヘイム) ライターレビュー

ゲームプレイ時間50時間程度
ゲームボリューム
シナリオ(ストーリー)
グラフィック
コスパ
総合評価

昨今「DayZ」、「ARK: Survival Evolved」、「7Day to Die」などのオープンワールドのサバイバルゲームが人気を集めています。

最近ではストリーマーによって「Rust」というゲームが話題になったジャンルです。

今なお新作は次々と登場し、「SONS OF THE FOREST」や「CRAFTOPIA」などユニークな作品が出続けています。

そんな潮流の中、オープンワールドサバイバルジャンルの王道的な要素を取り入れながらも、これまでの作品とは異なる観点でアプローチして人気を博している作品があります。それがバイキングをモチーフとしたファンタジー作品「Valheim」です。

今回はこの人気のゲーム「Valheim(ヴァルヘイム)」をご紹介していきます。

Valheim(ヴァルヘイム)ゲーム概要の紹介

Valheim(ヴァルヘイム)概要

Valheimはバイキングをモチーフにしたファンタジー世界を舞台したゲームです。ジャンルはオープンワールドサバイバルゲームです。

オープンワールドサバイバルは、広大な世界を自由に探索し食料や素材を集めて生き残り、最終目標に向かっていくゲームジャンルです。

ValheimはXBOX One、XBOX series X/S、Steamに対応しています。

これらのプラットフォームはクロスプレイが可能で、持っているハードが違ってもフレンドと一緒に「Valheim」を楽しむことができます。

現時点ではプレイステーション4.プレイステーション5.Switchへの対応は発表されていません。

2023年7月4日時点、Steamでは2,050円と良心的な価格であるのに加えて、サマーセールなどの対象になることがあるため、金額的にも購入しやすい作品となっています。

Valheim(ヴァルヘイム)は自由に探索可能なオープンワールドサバイバル

冒険の舞台はランダム生成型のオープンワールドで、マップも非常に広大で飽きることなく探索が続けられる世界となっています。

森・草原・山・海・沼・雪山など様々なバイオームが存在するため、プレイヤーは常に新鮮な気持ちでエリアを探索することができます。

ゲームのデザイン上、プレイヤーはこの広大な世界を徹底的に冒険することになります。そのため生成された世界を余すことなく冒険できます。

Valheim(ヴァルヘイム)オープンワールドサバイバル

最大10人までのプレイが可能な充実なオンラインプレイ

「Valheim」は最大10人までのプレイが可能です。

大人数でなければ楽しむことができないというわけではありません。

ソロや2人でのプレイも全く可能であり、十分に楽しむことができます。私自身、主に2人でプレイしつつ、時折ソロでのプレイを行っていましたが、いずれのスタイルでも充分に楽しむことができました。

Valheim(ヴァルヘイム)の最大の魅力は建築とクラフト

オープンワールドサバイバルの一大魅力でもある「建築」。もちろん「Valheim」でもベースキャンプの制作が重要で面白いポイントです。

「Valheim」の特徴的なポイントは武器やピッケルなどのツール、防具などの制作にはいくつか必要な家具がありそれらのスペースを確保する必要があるため、ゲームが進むにつれて自宅の拡張などで多くの時間が必要となります。

簡単操作

このゲームは操作性がとても優れており、キーボードとマウスであっても簡単に操作することができます。

またSteam版はゲームパッドにも対応しているためキーボードマウスに慣れていない方でも楽しめます。

早期アクセスゲーム

この作品は開発途中のゲームであるため、定期的にアップデートが行われています。アップデートは細かな調整だけでなく、新たなアイテムやダンジョン、ボスなど、ゲームの拡張が定期的に行われます。

2022年12月にはあ新たなバイオームやボスが実装されており、久しぶりにプレイされる方であっても新しい体験を得ることができます。

Valheim(ヴァルヘイム)のSteam上の評価

2023年7月時点では圧倒的に好評となっています。

2021年2月から高評価の続く作品です。

Valheim(ヴァルヘイム)の面白かったポイント

「Valheim」にはとても魅力的なおすすめポイントがたくさんあります。

これらは他のゲームでは見かけない独特な要素であったり、よく見かける要素でも非常に充実している部分であったりします。これらをご紹介していきます。

ボリュームに対して安い

Steamでは通常2,050円で販売されている「Valheim」ですが、ゲームサブスクリプションサービス「XBOX GAME PASS」に対応しているだけでなく、Steamのセールにより40%オフとなり、価格が1,230円まで下がることもあります。

価格が手頃で、さらにXBOXとPCのクロスプレイに対応しているため、異なるプラットフォームを利用する友人とも気軽に遊べるのが大きな特徴です。

そのボリューム感からも、一度試してみる価値がある作品だと言えます。

グラフィックと負荷

このゲームの一つの大きな魅力は、要求されるPCスペックが非常に低いことです。

そのため、スペックが低いPCをお持ちの方でも、十分にゲームを楽しむことができます。

また、グラフィックは旧世代のゲーム機並みとなっていますが、光源やエフェクトの巧みな工夫により、全く違和感なくゲームプレイを楽しむことができます。

シンプルなUI

Valheim(ヴァルヘイム)はシンプルなUI

このゲームは余分な情報を排除し、非常にシンプルに情報が整理されています。特に、クラフト画面はわかりやすく設計されており、ゲームを始めたばかりの方でも迷うことなく操作することができます。

その直感的なインターフェースは、初めてのプレイヤーにとっても受け入れやすい画面となっています。

親切なチュートリアル

Valheim(ヴァルヘイム)は親切なチュートリアル

最近のゲームは説明書やチュートリアルが省略されることが多い中、本作ではチュートリアルが非常に充実しています。新しいアクションを行うと、「フギン」というカラスが詳しく教えてくれる仕組みがあります。

その結果、プレイヤーは徐々にフギンが現れたときの音に反応し、ついつい周囲を探してしまいます。

冒険

プレイヤーは初期地点である草原からスタートし、さまざまな地域を探検していきます。

これらのエリアは世界各地に散在しており、時折海を渡る航海に出ることもあります。

このゲームのワールドは非常に広大で、未開のエリアを探索することは非常にワクワクします。

それぞれの地域が提供する新たな発見と冒険は、プレイヤーに絶えず新鮮な体験を与えてくれます。

やりごたえのあるダンジョン

この広大な世界には、各地にダンジョンが点在しています。

ダンジョンには貴重なアイテムが隠されているだけでなく、非常に強力な敵も待ち構えています。一対一の戦闘ではそれほど難易度の高くない敵であっても、複数の敵に囲まれたり、未見の敵に遭遇したりすると、ゲームの難易度は一気に高まります。

慣れないうちは慎重に進むことが求められ、ダンジョンだけでも長丁場になる事もしばしば・・。

それが魅力的なポイントでもあります。

Valheim(ヴァルヘイム)のダンジョン

シンプルな戦闘操作

戦闘時の操作は非常にシンプルで、近接戦闘では弱攻撃、強攻撃、ガード、回避が基本となります。弓など一部の武器は操作が異なる場合もありますが、基本的な操作はこれだけで、初心者でも扱いやすい設計となっています。

特に慣れていない初期の段階では、難易度が高く感じることもあるでしょう。しかし、そのシンプルさが逆にシビアな戦闘を生み出し、これがゲームの魅力の一つと言えます。

世界に散らばっているボスたち

本作の見どころの一つとして、ボス戦が挙げられます。ゲームの進行は、プレイヤーが世界各地に散らばったボスたちを探し出し、撃破することを目的としています。

ボスの手掛かりをもとに冒険を進め、ボスを見つけ出す。

その上で、戦闘に向けて装備を充実させボスとの戦いに挑む。この一連の流れは非常に充実しており、本作の大きな魅力となっています。

また、ボス戦そのものも非常に難易度が高く、やりがいのある内容となっています。プレイヤーの技術と戦略が試されるこの戦闘は、成功した時の達成感は格別です。

Valheim(ヴァルヘイム)の戦闘システム

武器類の多さ

本作には多種多様な武器が用意されています。ランク分けされた剣や盾だけでなく、両手で装備する武器や槍、弓など様々な種類があります。

各武器は独自の動きを持っており、プレイヤーの操作の好みや特性に応じて選ぶことが可能です。

いろんな武器を試そうと制作しているだけでも時間が溶けていきます。

スキルシステム

本作にはプレイヤーの行動に合わせて自動的に成長していくスキルシステムがあります。

走り続けることでスタミナが上昇したり、木を切り続けることで木こりのスキルが上がったりします。これは非常にシンプルで直感的な成長システムと言えます。

さらに、このシステムは前述した武器種ごとにも適用されています。つまり、プレイヤーが使用した武器種のスキルも育成することが可能で、これが攻略の一助となります。

このような自分のプレイスタイルに応じた成長は、自分だけのキャラクターを育てていく楽しさを得られます。

Valheim(ヴァルヘイム)のクラフト

食事

このゲームの食料品の種類は類似作品と比べても多く、さらにそれぞれ細かく効力が異なります。

これらの食事は追加効果が設定されており、それぞれの環境に合わせて調理・携行・食事をする必要があります。

一度に摂取できる食事の種類は3種類までとなっており、その状況に応じて食事の選択と調理が必要になります。本作では、体力のようなパラメータはスキルレベルで上昇しないため、食事を通じて体力を増やすことが重要となります。

他のゲームでは通常、スキルやレベルに応じてパラメータが上昇します。しかし、本作のこの特徴は一見地味な点ではありますが、ゲームを単調にさせないユニークな特徴です。。

簡単にできる建設システム

オープンワールドサバイバルゲームにおいて醍醐味ともいえる拠点建築は本作においても楽しめる要素です。

基本的に設置に悩んでもすぐに壊す→再設置ができるので、初心者や拘りを持った方でも気軽に建築が可能です。

特定の鍛冶場などの家具は連結させることで効果を発揮するものもあり、配置に悩む要素でもあります。

また個人的に珍しいと思った点は焚火の仕様です。

本作では、焚火がないとベッドで休むことができません。しかし、焚火を家などの密閉空間に設置すると、煙によってダメージを受けることになります。さらに、焚火は屋根付きの場所に設置する必要があり、ベッド、屋根、焚火の配置にも注意を払う必要があります。建築好きにとってうれしい課題に当たります。

さらにほとんどのゲームではおしゃれ要素としての役割しか果たさない家具が、本作では特別な意味を持っています。

拠点にいる際は快適度というバフを得られます。この快適度は椅子、テーブル、絨毯などの家具によって効果が増加します。そのため単なるおしゃれではなく設置した分だけ恩恵を得ることができます。

設置が面倒という方でも、移動を阻害しないようにだけ注意して設置するだけなのでとりあえず置いておくだけでも効果を得られます。

Valheim(ヴァルヘイム)のおすすめしないポイント

続いて本作において私が気になった悪い点についてもご紹介していきます。

アイテム収集が長時間かかる

本作では、特定のアイテムを作るためには特定の敵を倒す必要があり、場合によっては対象となる敵を見つけるために探し回る必要があります。また、鉱石などもランダムに配置されているため、これらも探し回る必要があります。

さらに、本作には重量制限の概念があるため、大量のアイテムを集めようとすると拠点との往復が必要となります。これは、アイテム収集に関しては利便性が悪く、一部のプレイヤーには難点となるかもしれません。

しかし、一方で、近年ではオートでこういった作業が簡略化されているゲームが多い中で、本作では手動で行うことが求められます。これは、探し回ったり、物資を運んだりするような作業が好きなプレイヤーにとっては、逆に魅力となるかもしれません。

ボスを探す必要がある

それぞれのボスは特定のエリアでのみ出現し、それを召喚するために特定のアイテムが必要となります。ボスの位置はゲーム内のヒントを通じて知ることができますが、それらのヒントを見つけること自体が難しい場合もあります。

その結果、プレイヤーは世界中を旅してボスを探すことになるかもしれません。

またゲームの進行パターンが「探索→拠点制作→武器制作→ボス」の流れにほとんど固定されているため、特にゲーム後半になると一部の方にとっては単調に感じるかもしれません。

Valheim(ヴァルヘイム)こんな人におすすめ・おすすめしない

Valheim(ヴァルヘイム)はこんな人にお勧め

Valheimは、その高い自由度と幅広い選択肢により、プレイヤーにゲームの進行を自由に決定する余地を提供します。このゲームは、自身で目標を設定し、それに向かって努力することができるプレイヤーに特におすすめです。

また、武器や制作物の多さは、常に新たなものを制作するための挑戦を提供します。これにより、素材の収集といった作業的なプレイを楽しむプレイヤーにとっても、このゲームは非常に魅力的と言えます。

さらに、拠点の制作には大量の木材などが必要になります。そのため、作業的なゲームプレイを好むプレイヤーにとって、これは魅力的な特徴となります。繰り返し作業を行うことで得られる達成感は、ゲーム体験をさらに充実させます。

自由度が高く、自分自身の目標を設定し追求することが好きなプレイヤー、または作業的なゲームプレイを楽しむ方にとって、非常におすすめのゲームです。

Valheim(ヴァルヘイム)はこんな人にお勧めしません

逆に道標が漠然としているゲームが苦手という方や作業が苦手という方にはお勧めできません。

Valheim(ヴァルヘイム)の全体的な感想

とてもやりごたえがあり満足度の高い作品でした。

ゲーム内容は非常にシンプルなため、内容が理解しやすくすぐにゲーム内容になれることができましたが、難易度はそこそこ高く慣れてきても死んでしまうことがあったりと骨太な内容で非常にやりごたえのあるゲームでした。

いくつか気になる点もありましたが、それを含めても足らないくらい良作といえます。

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